AIオーナー説明サジェスト(β版)について
案件詳細画面>過去案件履歴タブを開いた画面で利用いただける「AIオーナー説明サジェスト(β版)」は、オーナーへの見積説明で疑義が出やすいポイントを、ヒントとして提示する機能です。
答えや送付文を自動で完成させるものではありません。
説明前に確認しておくとよい論点に気づくための補助としてご利用ください。
サジェストは何のデータから作られますか?
AIオーナー説明サジェストは、いま開いている案件のデータと、同じ物件の完了済み過去案件のデータを比較して作成します。
画面右側の「過去案件履歴」で見られる内容と同じく、修繕システムに登録されている見積・請求などの実績データを使います。インターネット上の一般情報や、他社・他管理会社の案件データは使いません。
1. 今回の案件のうち使うデータ
- 施工会社から提出された見積の内容(施工項目名・施工箇所・数量・単価・金額など)
- オーナーへの請求書を作成済みの場合は、その請求内容
- 案件タイプ(原状回復/修繕)
- 物件名・部屋番号(同部屋/別部屋の判定に使用)
※ 入居者への請求内容は、サジェストの作成には使いません。
2. 過去案件のうち使うデータ
次の条件を満たす、完了済みの過去案件を対象にします。
- いま開いている案件と 同じ管理会社 に紐づいている
- 同じ物件名 の案件である(例:イタンジレジデンス 201)
- 今回の案件と同じ案件タイプ(原状回復同士、または修繕同士)である
- 施工会社見積が登録されている
その上で、案件タイプごとに次の範囲を使います。
| 今回の案件タイプ | 分析に使う過去案件 |
|---|---|
| 原状回復 | 同じ部屋の、直近の過去案件(最大1件)。別部屋の過去案件は使いません |
| 修繕 | 案件が完了してからおおよそ3年以内の、同じ部屋・別部屋の過去案件(それぞれ最大3件まで) |
過去案件からも、施工会社見積のデータまたはオーナーへの請求データ(存在する場合)を使います。
分離発注などにより、関連する案件グループとして所属する案件が複数ある場合は、そのまとまり単位で1件とカウントして扱います。
3. 使わないデータ・対象外になる例
次のような過去案件データは、サジェストの作成には使いません。または対象になりません。
- 他の管理会社に紐づく過去案件(管理移管などで管理会社が異なるもの)
- 案件タイプが異なる過去案件(例: 今回の案件が原状回復なのに、過去の修繕案件と比較する、など)
- 未完了(ステータスが完了以外)の案件
- いま開いている案件と同じ「関連する案件」グループ内の案件(進行中案件の内訳は「関連する案件」画面でご確認ください)
- 入居者への請求
- チャットのやり取り、社内メモ、写真そのもの(ヒントの根拠確認には、画面右側の過去案件履歴からお進み頂いて実際のデータをご利用ください)
また、物件名を手入力で登録したなどにより、過去案件と物件の紐づきが分かれている場合は、同一物件でも分析対象に含まれないことがあります。
右側の「過去案件履歴」との関係
画面右側の「過去案件履歴」は、担当者が過去実績を目で確認するための一覧です。
左側のAIサジェストは、上記のルールで選んだ過去案件を使って作成します。
そのため、右側で「物件名+部屋番号」と「すべて」のフィルターのどちらを選んでいても、AIサジェストの結果は変わりません。
右側は事実確認用、左側は説明の論点に気づくためのヒント、という使い分けを想定しています。
サジェストに出てきた内容は、そのままオーナーへの送付文にせず、必ず画面右側の見積書・請求書・写真などで事実をご確認ください。
どのような観点でヒントを出しますか?
案件タイプによって、見る観点が異なります。
原状回復の場合
- 単価の上昇(同じまたは似た施工項目で、1単位あたりの金額が上がっていないか)
- クロス/クッションフロア張替の数量(面積)の増加
- クロス/クッションフロア張替の再掲(以前も張替があり、今回もまたあるか)
- 設備交換の再掲(エアコン・給湯器・水栓などの交換が、以前も今回もあるか)
修繕の場合
- 単価の上昇(同じまたは似た施工項目で、1単位あたりの金額が上がっていないか)
- 設備交換の再掲(エアコン・給湯器・水栓などの交換が、以前も今回もあるか)
該当する論点にヒットしなかった場合は、その旨を表示します。
ご利用条件
次の条件を満たす場合に、「AIオーナー説明サジェストを作成」ボタンから実行できます。
- 案件タイプが「原状回復」または「修繕」である(「その他」ではご利用いただけません)
- 案件ステータスが「見積確認中」以降である(施工会社見積がある段階)。「取り下げ」では使えません
- 比較に使える、完了済みの過去見積データがある
AIサジェストをご利用いただける状態のときは、案件詳細の「過去案件履歴」タブに「AI利用可」マークが表示されます。
画面を開いただけでは自動実行されません。ボタンを押したタイミングで作成します。
一度実行すると結果は画面に残りますが、再実行はできません。
※ 非共有の案件において、ステータスが見積確認中以降でも施工会社見積が登録されていない場合は、ご利用いただけません。
ご利用上の注意
- 本機能は β版 です。結果に齟齬や的外れな点がある場合があります
- サジェストは説明のヒントです。オーナーへの送付文や最終判断の代わりにはなりません
- 表示された内容は、右側の過去案件履歴の見積・請求・写真で必ず事実確認してください
- 「すべて」に表示される別部屋の履歴は、区分所有などでオーナーが異なる可能性があるため、参考情報としてご利用ください
機能改善のため、結果に違和感がある場合は担当者までフィードバックをお寄せください。
よくあるご質問
画面右側にたくさん過去案件が見えるのに、AIが使えない/結果が少ないのはなぜですか?
A. 右側の履歴一覧と、AIが分析に使う過去案件は、選び方が異なります。
たとえば原状回復では同部屋の直近1件のみを使います。また、同じ案件タイプで、施工会社見積がある完了済み案件に限られます。右側に「その他」の案件や別タイプの案件が多く見えていても、AIの対象には入らないことがあります。
右側で「すべて」に切り替えたら、AIの結果も別部屋を見るようになりますか?
A. いいえ。右側の表示切替は履歴の見え方だけの変更で、AIの分析対象は変わりません。
入居者請求や写真もAIは見ていますか?
A. 入居者への請求データは使いません。写真そのものも分析には使いません。説明の根拠確認には、画面右側から見積書・請求書・写真・案件詳細をご確認ください。
ほかの管理会社の過去工事も参照しますか?
A. いいえ。いま操作されている管理会社に紐づく案件のみを対象とします。