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管理委託契約を登録する

概要

この記事では、管理委託契約を登録する操作を解説します。

 

※事前にオーナー登録と、対象の物件(建物/部屋情報)登録が必要です。

記事「オーナー情報を登録する」をご参照ください。

 

1. 管理委託契約の基本情報を登録する

事前に物件情報とオーナー情報を登録してから、管理委託契約の登録を行ってください。

なお、同一オーナーが複数物件を所有している場合、別管理委託契約としてそれぞれ登録が必要です。

 

操作① 管理委託契約一覧 > 新規登録 をクリック

スクリーンショット 2024-04-24 18.46.16.png

 

操作② 必須となっている項目を入力

  • 原契約開始日 / 終了日:該当の契約自体の契約期間
  • 契約開始日 / 終了日:更新を行い最も最近の更新後契約の契約期間
(例)2023/4/1~2024/3/31の原契約を更新して、2024/4/1~2025/3/31の契約をしている場合
  (2024/4/1に入力)
原契約開始日=2023/4/1、原契約終了日=2024/3/31
契約開始日=2024/4/1、契約終了日=2025/3/31

 

  • 家主:物件の所有者を選択します(※ 自社所有の場合は、自社名の家主を作成してください(例)イタンジ管理株式会社)
  • 管理対象:「物件管理」に登録した建物や部屋、駐車場などを選択します

 

操作③ 【登録】をクリックし契約情報を保存

 

操作④ 登録した管理委託契約の締結が完了している場合は【承認】をクリックし契約中にします

 

以上で、管理委託契約の基本情報の登録が完了です。

 

 

2. 管理委託契約の精算情報を登録する

続いて、管理委託契約の支払条件などより詳細な精算情報を登録します。

ここで登録した内容にしたがってオーナーへの請求や支払の管理・実際の送金が行われます。

 

操作① 1.で 登録した管理委託契約の詳細画面 > 「精算情報」タブ を開く

 

操作② 【精算情報を登録する】ボタンをクリックする

 

 

※なお、すでに精算管理に管理委託契約の精算情報を登録している場合は【精算情報を紐付ける】ボタンより検索した上で紐付けを行ってください。

すでに登録がある状態でさらに精算情報を新規作成すると、精算管理側で管理委託契約情報が重複してしまい二重送金してしまう恐れがありますのでご注意ください。

 

操作③ 具体的な精算情報を入力する

 

< 契約情報 >

1. で登録した契約情報が入力済の状態で引き継がれます。

  • 建物名:(変更できません)
  • 契約種別:(変更できません)
  • 精算開始日:「原契約開始日」が入力済ですが、精算期間が異なる場合は別日付へ変更できます。
  • 精算終了日:「原契約終了日」が入力済ですが、精算期間が異なる場合は別日付へ変更できます。
  • 契約管理番号:(変更できません)

 

 

< 送金先のオーナー >

1. で登録されたオーナーが登録されます。

※ 銀行口座情報が未登録のオーナーは登録されませんので、記事「オーナー情報を登録する」を参考に登録をしてから本操作を行ってください。

 

また、複数のオーナーが存在する場合は、操作 > 編集 をクリックし送金金額の按分ルールを登録できます。

  • 按分ルール:「定率」または「定額」を選択できます。
  • 按分割合:
    • 「定率」の場合、送金額のうち、X%を該当オーナーへ送金する設定ができます。
    • 「定額」の場合、送金額のうち、x円までを該当オーナーへ送金する設定ができます。
定率の場合 定額の場合

 

※ 送金額と按分ルールによる計算結果に差額が発生した場合は、最後に登録されているオーナーの送金額で帳尻が合う形となっています。

 

 

 

 

< 送金サイクル >

この管理委託契約の支払・請求サイクルを登録します。

 

## 請求サイクル

  • 入金期日:月次請求を、毎月何日までに入金してもらうかどうかを設定します。(未収管理で利用する日付です)
  • 請求対象月:何月分の月次請求を請求するかを設定します。
  • 請求額の端数計算方法:月次請求の日割り計算時の端数処理方法を設定します。

(例)月次請求である建物管理費用を、毎月「27日」までに「前月分」を入金してもらっている

 

## 支払サイクル

  • 送金期日:月次支払や、送金相殺する月次請求を何日までに送金するかどうかを設定します。(送金データ作成時に利用する日付です)
  • 支払対象月:何月分の月次支払を請求するかを設定します。
  • 支払額の端数計算方法:月次支払の日割り計算時の端数処理方法を設定します。

(例)月次支払である借上賃料を、毎月「15日」までに「当月分」を送金している

 

## 送金項目締め周期

この管理委託契約に関連する送金項目の締め周期を設定します。

詳細は、記事「送金項目締め処理・処理日時を設定する」をご確認ください。

 

## 月次立替分の送金周期

この管理委託契約に関連する賃貸借契約で、月次賃料などを毎月オーナーへ立替して集金代行する場合の送金サイクルを設定します。

  • 送金対象月:立替して送金する対象月を設定します。
  • 送金対象日:毎月何日までに送金するかを設定します。

## デフォルトの集金代行手数料

この管理委託契約に関連する集金代行手数料の計算方法や、デフォルト値を設定します。

  • 定率の日割の端数処理方法:定率で集金代行手数料を差し引く場合に、計算結果の端数処理方法を設定します。
  • 計算結果の取扱:定率の集金代行手数料を計算した結果を「税込」または「税抜」どちらとして取り扱うかを設定します。
  • デフォルトの集金代行手数料:この管理委託契約に関連するテナント請求をオーナー送金する設定にした場合、ここに登録された順に適用されます。(請求ごとに、個別に変更することもできます)

画像のように

 1. 「賃料」「共益費」という費目の場合は「定率5% 集金代行手数料」

 2. すべての費目において「手数料なし」

という設定となっている場合、例えば以下のような設定で反映されます。

  • 「賃料」を選択した場合は、1. の内容が反映される
  • 「共益費」を選択した場合は、1. の内容が反映される
  • 「敷金」を選択した場合は、2. 内容が反映される

 

 

## オーナー支払テンプレート

定期的にオーナーへ定額で支払する費用を登録します。

登録された内容に従って、毎月1日に自動で支払が作成されます。

 

マスターリース契約や空室保証ありの場合:

 いずれの部屋の契約/空室状況によらずオーナーへ送金する費用を設定します。

 

集金代行契約や空室保証なしの場合: 

 この項目の登録は不要です。

 空室保証なしでテナントから受領した賃料をそのまま集金代行して送金する場合は、

 賃貸借契約側でオーナー送金設定を行います。

 

支払ごとに以下の項目を入力してください。

  • 費目
  • 税抜金額
  • 税込金額:(自動入力です)
  • 日割り:契約開始時、終了時に契約日に応じて日割りするかどうかを設定します。
  • 発行対象月:支払サイクルを登録します。各月や冬季期間などの場合は「指定月分」より支払月を選択してください。
  • 備考

 

## オーナー請求テンプレート

いずれの部屋の契約/空室状況によらず、定期的にオーナーへ定額で請求する費用を登録します。

登録された内容に従って、毎月1日に自動で請求が作成されます。

請求ごとに以下の項目を入力してください。

  • 費目
  • 請求先:請求先のオーナーを1名指定します。
  • 税抜金額
  • 税込金額:(自動入力です)
  • 日割り:契約開始時、終了時に契約日に応じて日割りするかどうかを設定します。
  • 送金相殺:振込や振替ではなく送金から相殺して精算する場合は「送金と相殺する」を選択します。
  • 発行対象月:請求サイクルを登録します。各月や冬季期間などの場合は「指定月分」より支払月を選択してください。
  • 備考

 

 

 

操作④ 【登録する】をクリックする

 

以上で管理委託契約の精算情報の登録が完了です。

 

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